ハグ
私の子供の記憶で、親にぎゅっと抱きしめられた記憶はありません。
もちろんアルバムに載っている写真には、幼き自分を抱っこする両親が写ってはいるのですが、記憶の中では…思い出すことができません。
なので、こどもたちには請われれば、なるべく抱きしめてきました。
思春期となった今でも、娘は朝起きるとふらりときたり、帰宅後やってきます。
息子も時々、頭を私の肩に乗せてくるので、ここぞとばかりに私からぎゅっとハグをします。
森瑤子さんのエッセイで、
毎日子供たちが学校から帰ってくるとハグをしにやって来る。
何も言わなくても日々ハグしていると、
今日は、元気がないな
学校で何かあったのかな?
など、子供たちの様子が不思議とわかるとありました。
まさに、そうなのです。
わかるというか、感じるのです。
今日は元気がないな、何かあったのかな?
お疲れのようですね
さては、良いことあったな〜
など。
感じた瞬間、今日のトップニュースを報告してくれるので、あまり意味はありませんが(笑)
何より、ハグをしていると
私の体から
悪いものが浄化された
疲れがとれる
ホッとした
とその時々で異なりますが
暖かいものに包まれている
そんな安らかな気持ちになります。
こどもたちを抱きしめていたつもりが、
いつの間にか自分の方が得るものが大きい。
こどもたちの成長とともに、そう変わってきました。
いつまでハグできるかな?と感傷的になりつつ、なら今のうちに!と、小学生から思い続けてはや何年。
未だ、ハグできることに感謝です。
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